9限目 今日から始めるドラクエ10の戦闘 タゲ編その2

前回はタゲの見極め方をやりましたね。

敵の些細な動きで判断することができるんだね。

現実でも些細な変化に気づく男性がもてるね!

恋愛でもゲームでもターゲットをよく見ようってか!
(なんのこっちゃ)
タゲだった場合どうすべきか
タゲだった場合にどうすべきでしょうか。ざっくり分けると前衛後衛によって違います。
前衛は戦士、武闘家、まもの使い、バトマス、魔剣士等です
後衛は僧侶賢者で、レンジャーや道具、旅などは中衛と呼ばれたりもしますが、ここでは後衛に含めておきます。
後衛 追いつかれないように逃げる
前衛 特に逃げなくてよい
前衛はタゲでも基本的には逃げません。火力が落ちちゃうので。状況や戦略によりますが。かわさないと死ぬような攻撃はもちろんかわしましょう。
後衛は逃げます。タゲに追いつかれないように逃げることを、タゲ下がりといいます。
引っ張るとも言ったりします。
ドラクエ10の戦闘の基本は、後衛がタゲになったとき、敵に追いつかれないように時間を稼いで、その間に攻撃をしたりバフ(強化呪文や特技等)をかけたりします。

これが超重要なドラクエ10の戦闘の基礎です。
今はですね、プレイヤーのキャラが強化されすぎて適当でも勝てちゃうんですよ。日替わりの強ボスなんてわざわざタゲさがりしませんよね。なんならコントローラーほったらかして漫画読んで鼻ほじっててもサポが倒しちゃいます。実装当初は壁してタゲさがりしてスイッチしてってしないと勝てなかったんです。キャラが強化されるにつれ、そういう立ち回り技術って身につけにくくなったし、必要もなくなっちゃいました。そもそも戦いの立ち回りを学ぶチュートリアルとかはゲーム内に実装されていませんからね。それでデルメゼやメイヴ5の壁に阻まれて初めて立ち回りを真剣に練習するっていう人、結構多い気がします。そういう人たちの力になれたらなと、立ち上げたのがこのブログであります。それと同時に、
ドラクエ10のバトルってこんなに楽しいんだよ!
ということを何よりも伝えていきたいです。いい大人が朝まで戦ってしまうこともあるんですよ。マーサもデルメゼ3の翌日はHPがオレンジになりながら仕事に行ってることが結構あります。
タゲ下がりのやり方
タゲなら逃げる、といっても適当に逃げてると追いつかれちゃいます。プレイヤーが走るよりも敵が追いかけるほうがスピードが早いんですよ。そこでですね、前衛が敵の前に立ってタゲに追いつかないようにするんです。それを壁と言います。壁についてはまた改めて書きます。
タゲ下がりの具体例

赤丸の人が壁で、黄丸のマーサがタゲです。壁がデルメゼの前に立ち進行を阻んでます。

マーサが逃げている間に味方はデルメゼに攻撃したり、特技を使ったりと好き放題やってます。タゲを追いかけている間はタゲにしか攻撃しないのです。

マーサも十分な距離を取って天使の守りをしております。このような硬直の長い特技の間に追いつかれると危険なので、距離が必要です(特技使用中にわざと追いつかれるような立ち回りもありますがここでは触れません)。

最後はマーサは自分から敵の攻撃に当たりに行ってます。タゲが敵から逃げて十分に時間を稼いだ後はこのようにタゲが当たりに行く場合と、最後まで逃げ切る場合とがあります。この点については後ほど。
敵が動き出す前の立ち位置

敵が動き出す前の立ち位置は、敵と自分の直線の間に壁が入るように立ちます。
こうすることでタゲ下がりを成立させるんです。
うんうん、当然だねー。と思ってるあなたちょっとおまちください!!
横に行っちゃう人、無茶苦茶多いんですよ!後衛だけじゃなく前衛の立ち位置が横のときもあります。

敵が動き出す前に後衛が赤い丸にいたり、前衛が反撃ターコイズのあとに攻撃したあと黄色の丸の位置にいたりということがめちゃくちゃ多いです。
タゲ下がりをする戦闘でタゲ下がりが成立しないと、勝てる見込みが一気に減ります。壁を抜けちゃうというのはそれだけ超危険なのです。
あー抜けたー背後から双竜打ち~とかやってる場合じゃありません。早く壁が成立するように移動してください。移動しても後衛との距離が近くて巻き込まれたりするので、壁が抜けるというの本当に危険なのです。抜けた後の対処も難しいのです。
タゲ下がり時の注意点

マーサが画面左のほう(黄矢印)にいくと敵もついてくるので、壁を抜けちゃいます。抜けないように調整しながらなるべく長く引っ張らなければなりません。長くといってももちろんデルメゼの場合、エンドは出してはいけません。ここでは深く述べませんが、一度進行方向と逆の方向にタゲが行って(この画像の場合だと向かって右)壁を深くひっかけてタゲ下がりをするというテクニックもあります。メイブ5ではよく使います。
そして、タゲ下がり時はせっかく時間稼いでるのだから、たとえばタゲ下がりを僧侶がしてるなら祈りをするなどしてバフをかけたりしましょう。タゲ下がり、特に反転が絡むと手数が減っちゃう僧侶さん多いですね。慣れないうちは難しいですが、慣れたら手数を増やしどんどんバフをかけていきましょう。
タゲの人が敵の攻撃に当たるときに「あたります」っていうチャットする人たまにいますが、特にしなくてもいいんじゃないかなと、私は思ってます。壁の人はタゲが当たるのは見てますし、あたりに行くときにチャットすることで操作がひと手間増えてしまいますし、しなくていいと思います。それも私が思ってるだけなので、言ったほうが良いと思う人はそれも正解だと思います。ただし、早くあたるときは「早くあたります」とか宣言したほうが良いでしょう。
タゲが引っ張ったあとの処理
・当たりに行く
・当たりに行かず最後まで逃げ切る
という2種類あります。なぜ2種類あるかというと、逃げ切ったほうと当たりに行ったほうのどちらが簡単に処理できるかによって分かれているのです。
あまり馴染みのない具体例になっちゃうかもですが、
- 当たりに行く派閥 デルメゼ、メイヴ5等
- 当たりに行かず最後まで逃げ切る派閥 ダークキング5、ガルドドン
ここで少し復習をしましょう。
1限目で学んだように、敵には2種類の気持ちがあります。
聞いてないよー!とか、ちょっと、ちょっとちょっと、という方がいらっしゃったら1限目に行ってみてください。
1限目で説明した通り、①(エンドゲージ)が満タンになると②(反撃ゲージ)は消えちゃうんですよ。しかもタゲに対する攻撃も諦めるから敵の行動は1回になります。つまり、引っ張りきるとエンド攻撃のみになります。
引っ張りきらずに途中で当たっちゃうと、タゲに対する攻撃+壁に対する反撃で合計2回になります。
じゃあ引っ張りきって1回のほうが良いんじゃないのと、思えそうですね。ところがエンド攻撃には強烈なものがあって,あたりに行ったほうがましであったり、エンド攻撃が出ちゃうと壁が避けれなくてやられちゃったりするんですよ。だからあえてタゲが当たりにいってエンドを出さないようにして、なおかつ反撃が強烈なものであっても逃げる隙を作ったりするんです。こういう理由で上の敵は派閥が分かれてるんです(ガルドドンはやや例外ですが)。既存の敵は大体どちらかに振り分けられてそれが戦術として固まってます。しかし、こういう理由を理解しておけば新たなる未知の敵にどうすべきか判断の指針になりますし、既存の敵であっても立ち回りに深みが増してくるのです。

タゲさがりのやり方と、理由わかりましたか?前回や今回のことをしっかり理解すると戦闘のpsはめきめき上がります。後衛だけじゃなく前衛が主って人も覚えておいてくださいね!

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません